茶道のルーツはコーヒー。
かもしれない。
そう主張するのはコーヒーの神様、ランブルの関口氏だ。
あるとき、国会図書館でフランス人が書いたアラビアの見聞記をみつけたそうだ。
1800年代に書かれたものとのことだが、氏が読むまでは一度も読まれたことのない本だったそうだ。
(以下、氏のコラムから抜粋)
1. アラビアではサルタンの屋敷で一番条件のいい神聖な場所に、コーヒーでお客を接待する別棟の立派な建物がある。 <茶室>
2. 主人は、お客の来る前に部屋の中を清め今日のお客に出すコーヒーを厳密に選別して火を起こして待つ。 <炭点前>
3. 建物の部屋の入口は狭く、低く、お客は跪いて中に入る。 <躙口>
4. お客が席につくには序列があり、主客から順に席につく。最後に座るものも重要人物。 <お詰>
5. 客に提供する食物にはナツメヤシの実が使われ、順に取りながら配られる。 <お菓子>
6. 主人が淹てたコーヒーは、最低三順廻るのが礼儀になっている。
(抜粋ここまで)
以上がコーヒーの生まれた地、アラビアでのコーヒーセレモニーだというのだ。
当時南蛮との交易が盛んであった泉州堺の会合衆の1人であった千利休は、これを参考に茶道を確立させたということは想像に難くない。
ここまでの類似が、偶然でした、ってことはいくらなんでも無いだろう。
史上始めてコーヒーを見つけたのは、アラビアの羊飼いカルディである、というのが通説だ。
その地で生まれたコーヒーセレモニーが、形を変えて茶道となった。(という可能性が高い)
コーヒーからお茶に取って代わったワケだが、これをまた元に戻し、コーヒーでやるのも面白いかもしれない。
「ウチはアラビア流です」とか言って。
茶道、習おうかな。
↑いつもありがとうございます
食 | trackback(0) | comment(2) |
comment
そんな風に言われているんですかぁ、おもしろいっ!!興味深いですね。
ちなみに、聞いた話なんですが。。
そもそも茶道って、一種のドラッグのような感覚で、
上流階級の人々が飛ぶ為に開催されていたと。
刺激物のないその当時、お茶の刺激だけでブリンブリンになれたそうな。。
そりゃあ殿様も飛びつきますわね◎
結局のところコーヒーもそういう扱いが??
実際歴史って真実かどうかなんて、ボクはあまり期待していない部分があるんですけど、
歴史って面白い。好きです。。
ちなみに、東京でコーヒーセレモニーが出来る日を楽しみにしてます◎
>きうちさん
それ、俺信じますよ。
風流だけじゃ、流行らないですよ。
みんなでコ洒落たところでブリブリだったんでしょうねえ。
六本木ヒルズでブリってる連中とか、人間あんまりやること変わらないですね。
コーヒーセレモニー、やりましょう。
旅の土産話をサカナに。
2010/12/07 22:01 | itty [ 編集 ]
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