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2009/03/20 (Fri) 呼吸する家

 かなり話が遡りますが、2月末に呼吸大学の宮本先生の講演会に
行ってきました。

 この方は色々やっている人ですが、今回は「呼吸する家」がテーマ
でした。その要旨は以下の通りです。

 生命の維持手段として「衣食住」は基本だが、重要な順は「住食衣」。
衣服が無くても食事しなくても人間はしばらく生きられるが、空気が無いと
すぐに死んでしまう。空気と密接に関わる住が一番重要である。

 体の中で、酸素を一番消費するのは脳であり、特に睡眠時の呼吸が
重要。空気の良い環境で睡眠を取ると、脳が活性化する。

 家を腐らせるのは、実は下からの水分。つまり水蒸気。雨などの上
からの水分と下からの水分の量は、ほぼ同量である。
 雨などの水を入れず、下からの水を逃がす建築技術は、世界で日本
しかない。屋根や床に通気孔があり、タテの風が流れる設計になって
いる。その風と伝統的な土壁が屋内の気温と湿度を一定の関係に保つ。
気温と湿度が反比例するように自然と調整され、このことにより「万物適正
含水量の法則」が機能する。それは、あらゆるものは、それぞれの気温で
適正な含水量があり、その水準にあるときには物が壊れない・腐食しない、
という自然法則である。例えば布団であれば、ホコリが出ない。

 「呼吸する家」は日本の伝統建築技術を用いており、タテの風が機能し
また壁も「呼吸する土」で作られていることにより「万物適正含水量の法
則」が機能している。データを取ってみると、森林の中の空気の状態と
良く似ており、家自体が呼吸している生き物のようになる。
 このような伝統建築技術は、今や絶滅寸前である。

 戦後日本は、文化を捨て文明を選択してきた。
 それは、100万円で米を作る技術を買うことより、10円で米を買うことを
選択し続けてきた、ようなことを意味する。→長い目で見て、どちらが得?
文化に根付いた価値のある技術が失われ、そのような職場も失われた。
このことにより、今の日本は国力の底力が無い。

 300年以上続いたもの・・・文化(自然の法則を利用したもの)
 100年以下のもの・・・文明(反自然的なものが多い)
 100~300年の間のもの・・・どちらでもあり、どちらでもないもの
文化の価値は、物証ではなく技術である。

 大中小の3つの大きさの皿を重ねた場合、もっとも揺れに強い重ね方は
上から小大中。小中大ではない。メトロノームをイメージすると分かり易い
が、大きいものが上にあると、ゆれが大きくゆっくりになる。反対に大きい
ものが下にあると、ゆれは細かく早くなる。
 99%の地震は細かい揺れである。その為、建物が細かく揺れてしまうと
地震の揺れと共振し、倒壊の原因となる。建物を大きく揺らしてあげると、
地震の細かい揺れを相殺してくれる。
 日本の伝統建築は、大きく張り出した屋根によって、以上の機能を備えて
いた。また、家自体が大地に固定されてないので、地震のエネルギーを
受け流すことができた。

 普通のマンションに住んでいる人も、常に換気扇を回し、朝は窓を開け
換気すると良い。一番良いのは、早朝の散歩。都会でも早朝は田舎の
空気が流れ込んでいる為に、空気がきれいで脳が活性化する。


 ・・・まとまってませんが、大体以上の内容でした。
自分へのメモ代わりに書きましたので、分かりづらくてすみません。
「呼吸する土」に種を植えると、元気な植物が育つようです。ちょっと
購入を申し出てみようかと思ってます。


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住=空気か~ 

断片的なキーワードでむしろ興味がわきました。
パリの花壇・植栽も、特に春な最近、スキで土を起こして
空気をいれてまして、呼吸の大切さを教えられます。
 最近の住宅建築の流行は外断熱と内断熱。
快適で、熱エネルギーを逃がさず、エコだと宣伝し、
とても高価です。

そのどれもが断熱材のグラスウールやウレタン吹きつけで
環境的に問題があり、シール(密閉)するシール材や
ビニール材は明らかに30年も持たないものなのに。
(毎年、性能を計測にくる映画館で、防音性能に難が
あり、原因が不明で、壁を剥がしていたら、防音材の
グラスウールがぜんぶ落っこちてた。という話もある
ぐらいです。)
そんな家は温度差が無く快適で、心臓発作を防ぐ!
と歌ってますが、住んでる人は”空気の流れ”がないと
気持ち悪いことに気がついてきたようです。
家全体がモワーっと暖かいのは違うんじゃないか・・・。

面白いですよね。人間の快は。
凄く、いい線いってるアイデアだと思いました。
仕事で早朝に出たことがありますが、完全に同意です。
朝だけは、森の営みの匂いがしました。

2009/03/20 07:40 | くまはし [ 編集 ]


 

「呼吸」の話、興味深く読ませていただきました。
古くからの技術は優秀だったからこそ、長い間使われてきたんでしょうね。それに比べ新しい技術は簡単とか儲かるという観点ばかりが評価されすぎなんだと思います。
アーミッシュと呼ばれる人たちに興味があるのですが、新しいモノを導入するのにものすごく慎重な人たちで、いまだにアメリカ大陸にやって来た当時の生活を基本にしているそうですが、彼らのやり方も、全部は無理ですが、参考になる気がしてます。

2009/03/20 09:14 | ベジ2号 [ 編集 ]


昨日はありがとうございました。 

揺れに強いのは小中大じゃなく小大中という重ね方っていうのは知りませんでした。ちなみに今回の地震発生はトンガ沖だったみたいです。

呼吸する家とか土とか、あらゆるものにいのちを感じられる感性を大切にしたいと思いました。

2009/03/20 09:43 | たかだ [ 編集 ]


 

くまはしさん
講演会の資料で、家の一室だけ呼吸する家にリフォームした方の体験談が載ってました。
それによると、その部屋は冬が非常に寒く、旦那が「寝るのは無理だ」と言っていたが、結局その部屋で寝てひと冬越した、とのことでした。人間の本能は、本当の快適さが分かるんでしょうか。

べジ2号さん
私もそう思います。
しかも、大地に固定しない、という伝統技法は今の建築法に違反するようです。そんなこともあって、社会全体が伝統技能を死滅させていく仕組みになってるようです。
アーミッシュ、調べてみます。ベジ2号さんからはいつも私の知らない新しいキーワードが出てくるので勉強させていただいてます。

たかださん
先日はお疲れ様でした。さすがに地震予報は正確にヒットしますね。これからもヤバそうなときは教えて下さい。

2009/03/21 23:42 | itty [ 編集 ]


 

呼吸する家。そういうことなら、ダンボールの家に住めば、めちゃめちゃ脳が活性化しそうだと思いました。
地震に強そうだけど、竜巻に弱そうですね。
一長一短。すべてを求めてはいけないのですね。

2009/03/24 19:44 | UZ [ 編集 ]


 

UZ
UZのコメントは、深さと浅さが混在してて興味深いです。
野宿、が一番だと思います。
実はホームレスが脳にとっては最高の環境に住んでるかもしれません。

2009/03/24 23:55 | itty [ 編集 ]


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